2007年10月アーカイブ

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季節はずれの台風20号が接近する風雨の中19名が皆、決死(?)の面持ちでJR桜木町、駅改札に集まり街歩きは決行されました。半澤先生は、昭和30年から35年間に亘り横浜市図書館にお勤めになられたそうで、野毛に関しては隅から隅までご存知のご様子でした。野毛ちかみちをスタートし路地裏の道、川沿いの道など飲食店などの紹介も交え、時間いっぱいまで歩きとおすことが出来ました。街は風雨にもかかわらず、意外に人出が多く野毛のギャンブルは幸か不幸か健在の様子でした。新しい店もずいぶん増えて風景が変わりつつあることは否めませんが、それでも創業50年位の古い店はまだまだ元気で、少し安心しました。子の神さまはもともとは宮川町の稲垣薬品のそばに在ったのに湘南電気鉄道の計画に伴ない、ちぇるるの一角に移されたことなど初めて知りました。街歩き後は、村田家にてトン汁で温まりながらひと時懇親会を持たせていただきました。

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野毛を知る唯一の手がかりになっている、「野毛ストーリー」(産経新聞社刊)を題材にお話いただきました。80歳になられる金久保先生には、ほんとは「そこに居て下さるだけで良いんです。」なんて言ってたんですが、朗読と共に当時のことがだんだんよみがえったのか、身振り手振りを交え、熱心に語っていただきました。空襲にあって逃げる際、水道の水を出しっぱなしで逃げるなんて、どうしてそんなに冷静で居られたのか不思議でした。また、食べ物さえあれば、何にでも交換できた時代など、到底想像出来ませんでした。昭和39年のオリンピックの煽りか、商店街の露天撤去に一人反対を主張された金久保さんの心意気に喝采です。斉田先生には野毛との出会いと、野毛ストーリーを編纂されたご苦労話をしていただきました。毎週、毎週原稿を上げ、挿絵をあわせ、編集者や応援団と共にそれを肴に酒を飲む。そんな生活が半年以上も続いたなんて、よく気力、体力が持ったものだと感心しました。焼け跡から、街を復興するために立ち上がった人々の、そして、野毛ストーリーや野毛大道芸に昇華していった野毛大好の、かつての野毛バカ達のパワーのすごさに改めて思い知らされた講座でした。手塚さんには学生諸君の理解の手助けに用語の解説をホワイトボードに板書していただきました。ご苦労様でした。ハマヤ呉服店の茂呂さんには野次馬参加していただきました。資料に頂いた古い写真の、戦後間もない頃のお店のたたずまいが懐かしかったですね。

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先ず、「学生諸君に向けて話したい。」から始まりました。野毛に関する年表、また、昭和20年5月29日の横浜大空襲を始め、焼け跡、そして復興の様子を写した貴重な写真を資料として準備していただきました。戦前の野毛の風情と店のたたずまい、また、薬局や旅館が多かった理由も良くわかりました。

ハイライトはやはり、闇市での小林少年の活躍でした。生きていく為とは言え、そのたくましさに圧倒されました。捕虜となった米兵達との交流は心温まるもので、なんだかホッとしました。戦時下でもそんなことがあったんですね。そしてその頃ですか、教師が聖職者だった時代は。

野毛の隆盛期、面白かったろうなー。でも、いったん翳りだすと、金持ちや、銀行の逃げ足の速さにはあきれました。役所まで無くなっちゃうなんてひどい話ですね。まとめは、街の活性化の要点、それは 1)よそ者 2)若者 3)ばか者でした。

PS.前回の写真はカメラが接写モードになっていました。ごめんなさい。

第2週 横浜開港と野毛の成り立ち 西川武臣先生

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今日が初授業です。とてもゆったりとした教室を中央図書館の方々が用意してくれました。本当に有難うございました。西川先生のお話も、浮世絵図や横浜開港見聞誌など歴史資料を駆使して下さり、大変興味深くお聞きすることが出来ました。幕末期の横浜、野毛の様子が生き生きと再現され、驚くことばかりでした。安政6年(1859年)横浜の開港と野毛町の誕生は同時だったんですね。日本初(?)の国際会議の結果、本当に辺鄙な横浜村に開港し、幕府が威信をかけて旧東街道から新たに横浜道を開き、野毛町が誕生する。そこを幕府の役人、商人、外国人、芸者さんまで行き来していたなんて、想像するだに面白いですね。生麦事件では薩摩藩士に切られた英国人婦人が、この野毛坂を必死の思いで駆け抜け、関内の居留地にたどり着いた話は凄惨で鳥肌が立ちました。今の横浜駅も桜木町駅も当時の海の中に位置するんですか。知らなかったなあ。ともあれ、野毛地区は武家町で役人の町として始まったとすれば、市役所の移転は野毛にしてもらった方が史実に適うのかなとも思いました。授業終了後、「大学には無い、真剣に学ぶ教室の雰囲気がありました。」と、佐々先生は語っておられました。本当ですか?
 PS:皆さんの熱気で写真が全部ぼやけてしまいました。すみません

社会人のためのオリエンテーション

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10月3日(水)18時。大変元気で、意欲あふれる皆さんが,野毛地区街づくり会館に集まりました。

全講座受講者12名、選択受講者6名、計18名の方々の登録です。野毛って何?という好奇心に、皆さん満ち満ちています。学生諸君の登録は11名(内女子1名)とのこと。数の上では社会人が圧倒しました。世代を超えたダイナミックな交流が生まれるといいですね。