第02週 野毛の街と商いを知る(2)

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繁華街・野毛の昭和史 戦後の歩みを中心にして

講師 小林 光政先生(郷土史家・野毛地区街づくり会 元会長)

おなじみの「横浜にぎわい座」の地下ホール「シャーレ」という名称で、普段は落語や演劇、また時にはプロレスの興行まで行われるという個性的な会場です。

授業のテキストとして準備されたのは「野毛界隈一」と題された小冊子。これは、昨年10月に「野毛大道芸」が地域の観光資源として新しく国の認定を受けた際に作成された、野毛の歴史と施設の紹介を網羅した小冊子です。これを詳しく読んでもらえれば、野毛通まちがいなしの虎の巻です。

講義の中心は何と言っても戦後の闇市の風景と人々の生き様です。靴が片方でも、タバコの吸殻でも、米兵の食べ残しの残飯でも、何でも売ったし、何でも売れた時代。でも、そこで売るための創意と工夫は勿論、すれすれのところでしたたかに生き抜いた人々のたくましさには驚かされます。中学生が大人顔負けの商いをしていたのですから。

野毛の将来に向けての質問に答えて先生は

1) みなとみらい地区との共生
 インベーダーと弥生民族・街の歴史と文化による価値の提供
2) エコへの対応
 LRTなど新交通の導入
3) 個性が発揮される町並みの復活
4) 新商品の開発
5) 桜木町駅のターミナル性の復権

など、並々ならない野毛への思いを述べておられました。若い世代に何とか引き継いでもらいたいと思います。

今回の授業では、横浜商科大学の学生諸君に加え、関東学院大学の建築学科3年女子4名の参加がありました。担当の教授から、野毛をテーマに課題が出され、その関連で来場されたとのことです。続けてきてくれることを期待しています。

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