第03週 野毛の街と商いを知る(3)

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野毛あきんど座談会~この街で生まれて育って、商って~

講師 金久保 久雄(果実店店主) 半澤 正時(郷土史家)
   諏訪 恵一(マルス工芸社長)  藤澤 智晴(飲食店店主)

座談会はどっちに転んでいくのか分からないのが持ち味。案の定、自己紹介の筈がのっけから本題突入。戦後の混乱期、闇市に立つ人は、かつての、今で言うセレブ達。肩書きも地位もなくなり、世の中がひっくり返ってしまった。何に価値があるのか?金は新円の切り替えで紙くず同然。さらばモノならばと、かつぎ屋に日本軍の隠匿物資、自作自演の進駐軍の横流しと摘発。何がなにやら何でもござれの露天・闇市。下手に警官が踏み込めば寄ってたかって半殺し。もうほとんど無政府状態。国も会社も、軍隊も警察も、誰も守ってなどくれるはずもなく、頼れるのは自分のうでひとつ。そんな日常がかつての野毛の闇市。貪欲にモノを集め、働き、豪快に遊び、いつまでもこれが続いていくものと夢に見つつ、死んでいったあのオヤジ達。あの頃、確かに街は生き物だった。

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