2008年11月アーカイブ

第05週 野毛の文化に触れる(1)

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夜のバックステージツアー~~~横浜にぎわい座の裏を巡る~

講師 森井健太郎先生(横浜にぎわい座 副館長)

横浜にぎわい座が野毛に設立されてもう6年余り。着実に地域に根付き、今では横浜を代表する大衆芸能の最重要拠点として、また、野毛地区のランドマークとして親しまれています。そのにぎわい座の、普段決して見ることのできない舞台裏の探検に出発しました。野毛に設立された経緯など織り交ぜ、音響、照明などの設備はもちろん、落語の前座さんの苦労話など聞くことができました。地下の小ホール「シャーレ」ではダンスやプロレスなどの公演とともに、文字通り上を目指す若手落語家たちの研鑽の場にもなっているとのことでした。ところで「シャーレ」という命名は、野毛山にあった実験的稽古場「野毛山フラスコ」が起源です。小ホールに名前をつけるとき最初の提案は「ビーカー」でした。でも、同じ実験室の道具ならば、バイ菌を培養する「シャーレ」の方が野毛らしい(?)し野毛の「洒落」にも通じるからと命名されたのです。

大ホールの舞台、所作台に上がるときはみな少し緊張しました。檜の正目板と、座布団だけの舞台は一種の聖域としての空気を漂わせていたからです。足の油でシミをつけないようゴザの上を注意して歩きました。

お客様の笑いは噺家の力量なくしてはありえません。が、この施設とともにがんばってくれている裏方の、それもこんなに多くの方々の支えで成り立っていたことをあらためて知る機会となりました。伝統はこのようにして継承されていくのです。にぎわい座は単なる箱物ではなく、この仕事を愛する人々の思いと誇りで笑いを満たす、びっくり箱でした。

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